8/16公開、8/31更新
福知山市と福知山公立大学は、情報教育の充実を目的に、アジア初のプロマインクラフター・タツナミシュウイチさん監修のもと、大学生が世界的に人気のゲーム「マインクラフト」内に福知山市のシンボルである福知山城を建築する「福知山城マインクラフト」プロジェクトの集大成として、お披露目会を福知山城で開催。同日より8月31日(水) 9月7日(水)まで、「福知山城マインクラフト」ワールドデータは「マインクラフト」統合版にて無料で一般公開され、PC・スマートフォン・タブレットで遊ぶことができます。
【2022/8/31更新】
8月24日のバージョンアップデートに伴い、ワールドに4日間入ることができなかったため、公開期間を1週間延長し、9月7日まで無料で一般公開します。
目次
お披露目会では、建築・プロジェクト進行を務めた福知山公立大学の情報学部生17名が集合し、特別ゲストとして登場した監修・タツナミシュウイチさんとともに「福知山城マインクラフト」巨大パネルを除幕。大学生によるゲーム画面を用いたプレゼンテーションや、タツナミさんの講評が行われました。
「福知山城マインクラフト」は、外観は周辺も含めて忠実に再現され、内観も実際の城のように展望室から街並みを一望できるほか、大学生考案のアスレチックなどゲームならではのコンテンツも制作。今後、本プロジェクトの学生と担当教員などが講師を務める「小学生のためのプログラミング教室」の教材としても活用されます。また本プロジェクトは「福知山マインクラフト」プロジェクトに発展し、引き続き大学生のプロジェクトチームが、建築エリアを福知山城以外にも広げて進めていきます。
○「福知山城マインクラフト」プロジェクト統括 森下源太さん(福知山公立大学 情報学部 3年生 *情報学部1期生)
「初めて約10カ月に渡る長期プロジェクトに取り組み、プレッシャーも感じましたが、メンバーと協力し、こうして福知山城を完成させることができとても嬉しいです。参加される方には、外からみた福知山城の迫力と、城内部につくった様々な仕掛けを探して楽しんでいただきたいです。」
○監修 タツナミシュウイチさん(プロマインクラフター)
「ゲーム未経験の学生もいるということで、スタート時は完成まで走り切れるのか不安もありましたが、苦戦しながらも協力し、最後の仕上げでは自ら技術を調べて活かすまで成長しておりました。その『好奇心と探求心』にとても感銘を受けました!この素晴らしい福知山城マインクラフトを、今後他の小さな子たちに引き継いでもらい、さらに大きく発展していくのが楽しみです!」
日本初のプロマインクラフター/プロクラフター団体Japan Crafters Union 代表/明治大学サービス創新研究所 研究員/慶應義塾大学SFC研究所 所員など。TBS「マツコの知らない世界」や毎日放送「情熱大陸」など数々の地上波番組にアジア初のプロマインクラフターとして出演し、マインクラフトの教育的効果を広く社会に発信している。
8月16日(火)に、福知山城にて「福知山城マインクラフト」のお披露目会が行われました。約10カ月間「福知山城マインクラフト」の建築に取り組んできた、福知山公立大学情報学部の学生12人が、オリジナルデザインのお揃いのTシャツに身を包み登場しました。続いて、本プロジェクトを監修いただいた、プロマインクラフターのタツナミシュウイチさんにも登壇いただきました。
「福知山城マインクラフト」パネル除幕式!
プロジェクトリーダーの森下さんによる、「福知山城マインクラフト、完成です!」の掛け声とともにベールが払われ、パネルに印刷された学生たち渾身の「福知山城マインクラフト」が姿を現します。リアルの福知山城と並んだその姿に、学生とタツナミさんも、誇らしそうな、晴れやかな表情を浮かべていました。
学生によるプレゼンテーション
その後、福知山城内の天守閣1階にて、学生自身による「福知山城マインクラフト」のプレゼンテーションが行われました。学生自身が作成したイメージムービーも放映され、細部までこだわった福知山城の魅力を堂々とプレゼンしました。未経験のメンバーもいるなか、苦戦しながらも地道に向き合ってきた道のりを振り返りつつ、学生ならではの工夫を凝らし、ゲームの仕様に合わせて現実にある福知山城を表現したこだわりなどを紹介しました。
プロジェクトの集大成となる学生のプレゼンを聞き、タツナミさんから「今回のお城の完成まで諦めずプロジェクトを進行していった経験を、今後は教える側に立ち、小さな子どもたちにも引き継いでいってほしいという思いを具現化してくれました。感動でいっぱいです!」と講評いただきました。
最後に、このプロジェクトを評価するとしたら、何点でしょうか?という問いかけに対し、タツナミさんは笑顔で「もちろん100点満点!!」とコメントし、発表会を締めくくりました。
お披露目会当日の様子は市公式Instagramのアーカイブ投稿にてご覧いただける他、学生のプレゼン動画は8月下旬に市公式YouTubeに公開します。
○福知山市公式Instagram https://www.instagram.com/fukuchiyama_city/
○福知山市公式YouTube https://youtube.com/channel/UC36VBOJ0Y0KHajbYlkSTbbw
①「統合版マインクラフト」のソフトをダウンロードする ※Java版は非対応
▼プラットフォーム(デバイス)
Windows10/iOS(iPhone、iPad)/Android/Amazon Fire HDタブレット
②サーバーの画面で「サーバーを追加」を選択し、IPアドレスを入力
③サーバー名に任意の名前を入力(例:福知山城マインクラフト)
④IPアドレスを入力
IPアドレス…175.41.201.41 or 52.197.173.61
※どちらかのアドレスで入れます
⑤「遊ぶ」をクリックすると遊べます
◁アンケートフォーム
※プレイ後はぜひアンケートにご協力ください。
https://forms.gle/AAWjhgWEHp4vF7Jy6
福知山市と福知山公立大学情報学部の共同プロジェクトであり、情報教育の充実のため、大学生が主体となって「マインクラフト」の世界に福知山市のシンボルである福知山城を建築する取り組みです。
アジア初のプロマインクラフター・タツナミシュウイチさんを監修に迎え、2021年11月から始動。月に1回程度、計13回の授業が行われました。現在プロジェクトに携わる大学生は1年生4人、2年生4人、3年生9人の計17人。(プロジェクト開始から延べ19人)
世界中で多くの人に親しまれている、ものづくりや探検などを楽しめるゲーム。プログラミング的思考を養うための教材としても注目を集める。累計売上本数2億本の世界で一番売れているゲームとして知られている。
2021年11月11日(木)にタツナミさんを講師に迎え、初回授業を行いました。
授業ではタツナミさんから、マインクラフトは「自由度がとても高い、学びのプラットフォーム」だと説明され、「ただ作って終わり、ではなく、誰かの役に立つ、社会貢献できるプロジェクトにしてほしい」と期待を寄せていました。
授業の中ではタツナミさんに質問をした西山遼さん(福知山公立大学情報学部2年)は「マインクラフトのゲームで遊んだことはあるが、本格的な建築は今回が初めてで楽しみ。この機会に福知山城の歴史も勉強したい」と意気込みを語りました。
タツナミさんと学生とのオンライン授業は、今回を含め計6回を予定しています。
2022年3月の完成お披露目に向け、タツナミさんのアドバイスのもと、これから地域の大学生が福知山市のシンボルである福知山城を築城していきます。
プログラミング教育が小学校でも必修化されるなど情報教育への関心が高まるなか、福知山市の公立大学である福知山公立大学では、2020年度に情報学部を開設。2021年より、教員と学生が「マインクラフト」を題材にした小学生のプログラミング教室を実施するなど、情報教育の充実に取り組んでおり、「福知山城マインクラフト」では、福知山城築城までのプロジェクト進行管理も大学生が担います。なお、今後は建築エリアを福知山城以外にも広げ、「福知山マインクラフト」プロジェクトとして継続されます。
小学生のためのプログラミング教室 https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/21158/
▼お問合せ
福知山市役所 秘書広報課 シティプロモーション係
〒620-8501
京都府福知山市字内記13‐1
TEL:0773-24-7090
Email:hisyo@city.fukuchiyama.lg.jp
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